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COLUMN
コラム第11回

今年は、クリスマスも年末年始も仕事モードです。
「カイト リベレイター」の作監作業がちょうどピークで、
世間のざわめきに浸ってる余裕がないんです……。
でも物作りって時間との戦いですから慣れっこですけどネ。

原画さん達も担当シーンを終えて抜けていく人、
まだ抱えていてもう少しで出口が見える人(頑張れ!)、
途中で放棄する人(言語道断!)等、色々ですが、
今回は「カイト リベレイター」に参加してくれた
原画さんを1人ご紹介します。

今作では作監を僕ともう1人、金子秀一君に担当して貰っています。
彼は業界エフェクト四天王の1人(キャラも上手い)で、
とても緻密でリアルな原画を描きます。
数年前、某作品で彼と出会い、それ以来のお付き合いなんですが、
ここ数年、タイミングが合わず、同じ作品を共有できなかったんです。
「カイト リベレイター」で久しぶりに彼と組めて本当に嬉しく思いました。
お互い感化された映画の話で1〜2時間話し込むなんて事もあり、
彼に迷惑をかけたかなと反省しつつ、
良質の作品作りに掛ける姿勢と思想は見習うべき良い模範でしたね。
これから先、環境を整え、納得のいく形でまた組めたらと切に願っています。
金子君、ありがとう。
他の原画さん達も追って紹介していきますので、お楽しみに。

美術を担当して頂いた草薙さんもすべて終了しました。
今回は厳しい条件の中、本当に素晴らしい背景を仕上げて頂き、
とても感謝しています。
美術の見せ場も沢山あるので、是非堪能して貰いたいですね。
アニメは美術の役割がとても大きいんです。
作品の空気感、リアリティ、存在感は、
美術が決定すると言っても過言ではありません。
「カイト リベレイター」は、僕の演出意図により、
ある方向性で統一した色調を求めました。
それを見事に表現して頂き、とても満足しています。
これからもコラボできたらと切に願っています。
中座さんをはじめ、佐藤さん、若松さん、スタッフの皆さん、
本当にありがとうございました。

あと3日で大晦日。
除夜の鐘も会社で耳にする事になると思いますが、
来年は「カイト リベレイター」も発売されますし、
皆さんにとっても良い年でありますように。
2008年も宜しくお願い致します!!

今夜は、ジョン・レノンの「HAPPY X’MAS」と
L’Arc-en-Cielの「SMILE」に耳を傾け、仕事をしています。

それではまた2008年に!!!
 
(C)2007梅津泰臣/「KITE LIBERATOR」製作委員会/Fever Dreams LLC